４月から新高３生となる学生さん達は、本格的に受験勉強を始める時期はとっくに過ぎているので、すでに勉強本気モードに入っているパターンが多いんですが（驚くほど努力される学生さん達もいます！）新２年生が上級生の気苦労を我が身に捉えることは難しいものです。
もちろん個人差はあるんですが、私は受験で大学を目指す学生さんには１２～１８ヶ月程本気モードで勉強できる期間があってほしいと思っております。学生時代の部活動は一度きりですので文武両道を目指して欲しいところではあるんですが、部活引退の時期まで勉強を放置してしまうと、成績が上がり始める頃に共通テストを受けることになるのが現実です。
よって高２の夏休み前、遅くとも早秋には本気モードになって、高３になる前に下準備を終えておくかがカギになりますし、これはヘビーな部活をやっている学生さん達も同様です。
さらに高校３年時は文系であれば小論文や歴史系、理系では数学や化学、物理など専門科目に勉強時間を大量に消費することになりますので、英語は３年時前半までの早期完成を念頭に入れて頑張りましょう！
一方で最近比重の多くなってきた推薦系の入試は高校１年の時から安定して高い評定をとることを求められます。学校の普段の定期試験等でも気が抜けない状況は入学直後から始まりますが、日頃の予習や復習をこまめに頑張っておくことは、２年生になった時の大きな下積みとなります。新１年生はつい先週に高校入試の合格発表や中学の卒業式があったばかりなのでちょっと一休みという時期ですが、４月から授業が一気に進む英語、数学、古典（特に古文）は警戒必至です！